引用元: https://hobby11.5ch.net/test/read.cgi/occult/1211105490/


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718: 本当にあった怖い名無し ID:Tq47L7B00
267 霊山の猿2/5 2006/06/11(日) 23:18:05 ID:fDhKkYUt0

祖父が亡くなった次の年の夏、山開きの日と同時に 霊峰、四国では有名な霊山に登ってきた。

死んだ爺さんが毎年熱心に参拝していたので、後を継いで私が行く運びとなったのだ。

相方も行きたがっていたが、初日は女人入山禁止という事でお留守番して頂いた。

祖父の遺品には修山服の他に参拝札みたいな物があって「何回訪れたのか」というのが分かるようになっているのだが、曽祖父の頃から続けているらしく、山麓で札を奉納すると今年で64回目との事だった。

ツアーバスで来ているワケではないので移動には時間が掛かる。

最低2日必要な日程だっただが宿泊費も惜しいので中腹の山小屋で泊まる事にした。

山小屋といっても、管理者が一人居るだけの簡易休憩所で広さ4畳しかない。おまけに何か臭い。

初夏の蒸し暑さと薮蚊にウンウン言いながら寝ていると、深夜、いきなり「ドーーーーン!」という音がして飛び起きた。

続けて「ゴゴゴゴゴ」や「ドドドドド」と地響きの様な音が聞こえる。

飛行機か何かですかと管理の爺さんに聞くと「山では良くある事」とのことだった。

私がしつこく食い下がると「まともに何度も聞いたら寿命が縮む。早よ寝れ!」慌てて目を瞑った。


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720: 本当にあった怖い名無し ID:Tq47L7B00
268 霊山の猿3/5 2006/06/11(日) 23:19:41 ID:fDhKkYUt0

次の日、日が昇る前から立つことにする。

爺さんが「朝はやめとけ」と言うが、私が正午までに登って下山したい旨を云うと「猿に気ィつけろ」とだけ念を押された。

しばらく歩くと、高さ100㍍、角度は70度を超える崖に着く。べらぼうに高い、下から見上げるだけで眩暈がする。

そこには2本の長い鎖が打ち込まれており、それだけを足場にして登れというのである。

実際、祖父に連れられ、何度か来た事はあり、いつもは迂回ルートを通っていたが、今年こそは…と若さ故の過ちか、鎖場のルートを選んでしまった。

朝露で鎖が湿って滑りやすい、四苦八苦しながら半分くらい登った頃、足元で「お~い」と呼ぶ声がした。

うっかり下を見てしまう、霧でよくは見えないが高さで頭がクラクラする。

もう一度、足元で「お~い」と呼ぶので返事をしようとした...

瞬間。背中がズシッと重くなった。身体全体がガクンと揺れた。

何かが、何かが背中にしがみ付いている!

721: 本当にあった怖い名無し ID:Tq47L7B00
269 霊山の猿4/5 2006/06/11(日) 23:21:03 ID:fDhKkYUt0

私を落とすつもりか、背中に乗ったソレは身体を揺すり始める。続けて頭に巻いている絞りをグイグイ引っ張り始める。

こんな態勢では振り向くことも出来ないが、確かに腰に絡みつく毛深い足が見えた。

「猿!?」

この高さで落ちて、只では済まないだろう。鎖の隙間に手、足、としっかりはめ込んで、なんとか振り落とされないようにする。

下で怒号がする。甲高い声で、今度は「落とせ~落とせ~!」と

そして背中のヤツは私を何度も揺する。ハチマキが脱げると今度は髪の毛を引っ張り始め、何本もブチブチと抜かれる。

あまりの恐怖に私は目を瞑ったまま泣き喚いた。


何分経ったろうか、私がじっと我慢していると、下の方で、「 チッ 」と舌打ちが聞こえ、フッと背中の重みがとれた。

その後、ビクビクしながら鎖を登り終えると、一番近い宮社まで駆け込んだ。

爪でガリガリになった修山服を見せながら一部始終を説明する。

722: 本当にあった怖い名無し ID:Tq47L7B00
270 霊山の猿5/5 2006/06/11(日) 23:23:02 ID:fDhKkYUt0

宮司は難しい顔をして、「腐っても霊場だ、今から私が言う話は聞かなかった事にしてくれ」そう前置きし、語り始めた。

これだけ険しい道な為、確かに落下事故も起こりはするが、死傷者などは滅多に出ない。

稀に起こる事故の大半は独りで登った者が遭うのだそうだ。

落ちた人間は揃って、「猿に襲われた」という

何でも、この山の猿の中には人間そっくりの声で叫ぶ猿が居て、早朝や夜、独りで登ろうとすると、だれもいないハズなのに自分を呼ぶ声がするという。

それが本当に猿なのかどうかは分からないが、前々年も一人、早朝に登った参拝者が崖から落ちた。

発見された時にはまだ息が有ったらしいが、病院に着く前に亡くなったのだという。
 
「もう少し見つけるのが早かったら」と宮司は呟いた。

私が「まるで見たかのように話しますね」と聞くと

「...見つけたのはワシだからな。猿ども、割れた頭から脳みそ掻き出して食っていやがった」宮司は吐き捨てるようにそう言った。

723: 本当にあった怖い名無し ID:lnI0DOqp0
脳みそ食われても息があるのかな

724: 本当にあった怖い名無し ID:UmLzf0Ej0
喰われた箇所によるんじゃね?
確かアメリカで頭半分ショットガンで吹っ飛ばされた人が生きているし

725: 本当にあった怖い名無し ID:C4MtFcTy0
山登りの時は、猿が危険ってのは聞いていた。
四国で登った時も、強く言われた。
脳みそどうこうはわからんけど、
あり得るのかな? とも思うよ。

729: 本当にあった怖い名無し ID:Yo9M8wIsO
>>725造林業をしていた頃に猿の群れに囲まれた事がある。
熊に遭遇した時にもしなかった「死の覚悟」をした。
実際に囲まれると、あいつらの危険度はツキノワグマの比ではないと感じる。
その他にも林道を車で走ってたり現場までの山登りなんかでも岩が転げてきたりする。
犯人は大抵は猿、たまにカモシカ。
カモシカはわざとじゃないけど、猿は狙って岩を落とす。

733: 本当にあった怖い名無し ID:iW7WLjhkO
>>729
戦いは数だよ!兄貴!
ってのは置いといて一個体の平均レベルがよっぽど低く無い限り
一体の凄く強い奴<<<<<<<複数の普通レベル
だよなぁ
猿一匹だって身体能力は人より上だし

734: 本当にあった怖い名無し ID:Yo9M8wIsO
>>733すごく強い人、例えば格闘家や武道家とか肉弾戦に特化した軍人でも
普通の人が五人以上いれば例外的な事例を除いて勝てないって言うしね。
でも、例えばエゾヒグマを相手にニホンザルが何頭いたって勝てるわけないんだよ。
サルの爪や牙はヒグマの濃密な体毛や分厚い皮下脂肪を突破出来ない。
そう考えるといくら鍛えたところで人間とはなんと脆弱なのだろうと感じる。

735: 本当にあった怖い名無し ID:p3sy8p6J0
>>733
って言っても、統率も訓練もされてない、筋力も大きく劣る獣だから
成人男性ならまず命を奪われることは無い

737: 本当にあった怖い名無し ID:Yo9M8wIsO
>>735非常識というか無知というか・・・獣をナメすぎだ。
はっきり言って人間なんて哺乳類最弱レベルだよ。
それどころか虫けらと比べたって非常に弱いと言わざるを得ない。普通のニホンザルでももしも仮にその気になれば人間なんて余裕で殺れるよ。
身体能力の差はそれほどまでに大きい。
それに猿や犬は非常に高い社会性を持っている。
それは集団でこそ高い戦闘能力を発揮する事を示している。
犬や猿の群れの「社会」を知っていれば、統率されていないなんて戯言だと解る。

738: 本当にあった怖い名無し ID:LACdSUV80
>>737

身体能力の差って例えば成人男性とニホンザルが腕相撲したらサルが余裕で勝てる訳なの?

まあそれはそれとして「人間」は確かに武器としての牙や爪は持っていないけど、たとえば棒切れ一本なり石ころ一つ持てばニホンザルくらい勝てると思うんだけどな?
どうなのよ?

749: 本当にあった怖い名無し ID:7gvwripu0
>>738
あんたが言うように人が棒っきれ振り回した所で
猿には当てられないよ

山に行けば、人がどんなに脆弱な動物かが判る

751: 本当にあった怖い名無し ID:gH5R0vbO0
>>749
つまり猿は殺すべしってのが正解だな。
猿保護とか日本で声高に叫んでる連中の正体は、極東のエテ公を猿に殺させようって
連中の手先か、連中自身てわけだ。

754: 本当にあった怖い名無し ID:hwQCw8AF0
>>751
そんな連中いるのか
初めて知った

730: 本当にあった怖い名無し ID:qN6hrXbW0
猿は増えすぎたからなあ。もうちょっと駆除したほうがいいのかも





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