引用元: https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1129644145/


climb-1366823_640


550: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ ID:JR6b9MD60
先輩の話。

一人で岩登りをしていた時のこと。

切り立った岩壁に張り付いていると、後ろから囁く声がした。


 ねぇねぇ ねぇねぇ


身を竦めた視界の隅に何かが映る。

いつの間にか、自分の背後で何か黒い影が踊っていた。

絶対に振り返らぬと決め、必死でその壁を登り切る。

その間ずっと、背後から楽しそうに誘う声が続いていたという。


多分、振り向いたら落ちてたと思う。直感だ。根拠はないけどね。

一人の時はとにかく気をつけろと、先輩は最後に付け加えてくれた。


Sponsored Link


おすすめ記事



[PR]鳴り物入りで登場したHEXARですが、いまや山専ボトルの半額以下で‼ 品質はユーザレビューで確認を。管理人も買いました。(在庫・金額はリンクから確認を)
山専ボトル/アルパインサーモボトルに匹敵する保温能力ながら驚きの1,480円‼(ローズレッド)


807: 本当にあった怖い名無し ID:rDZXkqUK0
地元に伝わる話

 
夕暮れ時、A助が山を歩いていると、森の中に奇妙な集団を見つけた。

よく見るとそれは様々な形、大きさをしたお米が集団で、何かを話していた。

よく聴いてみると、誰かを驚かそうという相談みたいだった。

集団の中で一番大きいお米が「由、俺の田圃乃持主、A男を驚かしてやる。」と言い放った。

皆、「おぉ、頼むぞ!でも驚かすだけではチト詰らん…」


A助は驚いて、一目散に家路に着いた。幻覚でも見たんだろうと思い、其の晩は、直ぐに寝た。
 
其の夜更け、物音がして目を覚ますとあの時見た大きな米が、包丁を持ち「あんた、死にましょかぁ~。あんた、死にましょかぁ~」と言い放ち、近ずいてきて、顔と包丁を男の顔に近ずけた。その後、男は気を失った。


次の日、其の事を近所に話したが誰も信じなかった。

その翌日男は死んだそうだ。
     

832: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ ID:GYUYfZrX0
知り合いの話。


彼は山に椎茸を栽培するための小屋を持っている。

小屋の手入れをしに行っていた時のこと。

ほだ木を整理していると違和感を覚えた。

まさか・・・自分が用意していた数より、増えていないか?


おかしく思い引っ張り回している撃ち、何本かのほだ木に異変が起きた。

灰色の先端に、二つの眼がぱちくりと開いたのだ。


しばし睨み合いこをした後、木の表面は波が走ったかのようにぶれた。

ぶれが治まると、元通り何の変哲もない木材に戻っている。

怪しい木には手を触れぬことにして、その日は山を下りることにした。

次に小屋を訪れた時、ほだ木の数は記憶にある数に落ち着いていたという。


831: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ ID:GYUYfZrX0
知り合いの話。


持ち山の手入れをしていると、おかしな音を聞いたという。


 グ・・・ググゥ・・・グゴォ・・・


手を止めて耳を澄ます。生き物の鼾のようだ。正体はわからない。

出来るだけ音を立てずに、鼾の主の姿を探すことにする。

右手奥の少し開けた場所で、どうやら目当ての相手を見つけた。

自分の目を疑う。


そこで気持ち良さ気に鼾をかいていた者。それは太い丸太だった。

端面には年輪がある。枝を落とした切断痕もちらほら見受けられる。

それだのに、腹に当たる部分が微かに上下している。生きている。


起こしたりするようなことはせず、静かにそこを立ち去ったそうだ。


782: 古物屋 ◆PhiNBJZ8Q2 ID:ibDAQVv/0
まだ学生だった頃の体験談。


田舎のさらに山の上、新しく出来た団地に住んでいた頃。一番近くのコンビニまで徒歩20分という立地条件で、四方八方は山。団地の裏がそのまま山で、山菜採りの場所には全く不自由しないという、そんな所に住んでいました。


そのころ、剣術をかじっていた私は、夜、眠れないときなどは剣道着と袴に着替えて、よく、裏山に素振りに出かけていたものでした。(満月の晩に道着に袴、模擬刀で素振りしていて、お化けと間違われ、団地の七不思議になってしまったことはまた別のお話です)


ある晩、素振りを終えて、帰ろうとした瞬間、どこからか視線を感じます。私がいた裏山の土手、20メートルほどのぼった地点でしょうか?さらに、藪が動く音。野犬か山猫か。まさか熊や猪は勘弁・・・と、冷や汗を流しつつ、腰の引けた情けない体勢で、腰に差した模造刀のツカに手をかけながらじりじりと後退。

よく考えて、はたか見たらこちらのほうが不審人物そのものと気付いて、相手が万が一寝近所の人である可能性にも思い当たり、震えないように注意して声をかけました。

「・・・夜中に失礼致しました。どなたかいらっしゃるんですか?」

沈黙。視線も感じなくなりました。

やはり、動物か何かだったのかと、掌の汗を袴の腿にこすりつけ、袴の裾をもちあげて、土手を上ってみました。

と、そこには、ちょっと予想していなかったものがありました。


風雨にさらされた、縦横40㎝ほどの、小さなお社のようなものが、ちんまりとそこにありました。

杯のようなものと、青く錆をふいた10円硬貨がいくつか。言ってはなんですが、住宅地の裏手とはいえ、誰も通りがからない、わざわざ土手の上まで見に来なければわからない場所にありました。

そこで私は怖いとは何故か思わずに、邪魔をして申し訳ないという気持ちになり、「お騒がせして、申し訳ありませんでした。」とお社にお辞儀をして、土手を降りていきました。

背後で、小枝が折れるような音が、一度だけしました。


あとで聞いたら、昔、集落がそこにあった時代の、道祖神のようなものだったそうです。

小ネタで失礼しました。



おすすめの関連記事