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322: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ ID:5j0Z8wmJ0
知り合いの話。


好事家の彼は、同好の士とよく廃村巡りをしている。

ある山中の廃村に出向いた時のこと。

そこは最近まで居住者がいたらしく、まだ家屋も崩れきっていなかった。

車を停めてから森の中をかなり歩いたが、その裏寂れた雰囲気は大いに気に入り、来た甲斐があったなと思ったそうだ。写真を何枚か撮って帰途に着く。


写真部の仲間に現像してもらうと、まるで思ってもいない仕上がりとなった。

彼ら自身が写っている写真には何もないのだが、廃屋や標識跡を撮った画像にはそこにいなかった筈の人物が、くっきりと写り込んでいたのだ。

それも一人や二人ではない。かなりの集団だ。


不思議なことに、どの人も頭に何かを被っていた。

帽子を被っている者。蓑笠を被っている者。防空頭巾のような物を被っている者。

その全員が一人の例外もなく、被り物の奥の顔は見えない。

ただそこだけ、墨で塗りつぶしたかのように真っ黒になっているだけ。


知り合いの寺に持ち込んだが、そこの住職さんも困ってしまったらしい。

とりあえずお経を上げてもらい、ネガごと預けて帰ってきたという。

彼らの身には今のところ、何も悪いことは起こっていないそうだ。

324: 本当にあった怖い名無し ID:xQaitSCPO
>>322
雷鳥氏、乙です。

廃村になったとはいえ、今までそこに住んでいた人の念みたいなもの(大昔のもふくめて) が今もその村に残ってるんでしょうかね…

怖いような悲しいような…


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348: 本当にあった怖い名無し ID:/N279bn90
数年前、バイクで峠を走ってっていて登山道の入り口を見つけた。

バイクを登山道の入り口に停めハイキング気分で登山道を登った。
1時間ぐらい登っていくと倒木が多く、しまいには土砂崩れで道が途切れていた。 


しかたがなく、下山していると、老夫婦に出会った。

「この先通れませんよ。」
と教えてあげると、老夫婦は
「はい。いっしょにどうですか?」
と答えた。

(はあ?いや俺は下山してるんだが)と思いつつ
「いやあけっこうです。」
と答えた。

349: 348 ID:/N279bn90
老夫婦とすれちがって30秒ほど歩いただろうか、(通れる道があるのか?俺が道を間違えたのか?)と思い振り返ってみたが老夫婦の姿は見えなかった。

俺はジョギングペースでまた道を登り始めた。

すぐに老夫婦に追いつくだろうと思い分かれ道に注意しながら、登ったが結局、老夫婦は見つからず分かれ道もないまま、土砂崩れの場所についてしまった。(????)

俺はキツネに化かされた気分でまた下山しはじめた。

350: 348 ID:7yJn+Ock0
下山しているうちに気分が悪くなってきた。胃がムカムカする。

だんだん頭もずしんと重く痛くなってきた。胃のムカツキだけでも消そうと口の中に手を突っ込みゲーゲー吐いてみたが、ムカツキは治まらなかった。

フラフラしながら登山道の入り口に辿り着いた。

登るときには気づかなかったが入山届を入れるポストと低い山だが険しく数ヶ月前も遭難者が出て死んだので必ず入山届をいれるように。との旨が書いてある看板があった。

俺は急に怖くなって急いでバイクに乗って峠を走りだした。

351: 348 ID:7yJn+Ock0
麓の村まで降りて来て少し休もうと思いちょうどヨロズ屋があったので缶コーヒーを買い店の前のベンチで一服していると通りすがりのお婆さんが話し掛けてきた。

「そこ、左行くとお寺さんあっからよ。おがんでもらえ。」

「まあ金かっかけどな。しおとかいいっていいけどやっぱりお寺さんのがなあ。しおもってっか?ここでもうってけどなあ。」

と訳の解らんことを言って去っていった。気分が悪いうえ、変な婆さんに話し掛けられorzになっていると、(しお?塩?エッ?寺...?霊?霊がついてるのか?)

俺はお婆さんの言ってる意味がやっと解り、ヨロズ屋で塩と日本酒を買い塩と酒を頭、両肩、バイクにドバドバかけた。

塩と酒が効いたのか帰る途中に気分の悪いのは治まった。

検問やってなくてよかったよ。ホント。

352: 金太 ID:I9624F630
>>351
バイクに塩をかけると錆が出るなと、それだけが心配。

しかし何だな、この世に何ヶ所かあるというあの世への道だったのかな。

ちなみによく似たパターンで、バイクを降りて登山道を登り始めたら、下りた頃には日がとっぷりと暮れていて脚が痙攣してギアチェンジが一苦労だったよ。

353: 本当にあった怖い名無し ID:StCdkEEc0
>>351
見えるばあちゃんっているよね。

自分も昔、何か連れてきたとき、たまたま通りすがりのばあちゃんに『そっち行ったら不動明王さんが祀ってあるとこがあるからそこ拝んで来い』って言われてお参りしたことがあった。

山と関係ないんで詳しく書かないけど。

あの時ばあちゃんに会ってなかったらどうなってたんだろ、と時々思う。

354: 本当にあった怖い名無し ID:ockiEtBLO
ばあちゃんGJ!!

342: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ ID:oURNWop+0
同僚の話。


子供にカブトムシを獲ってやろうと、馴染みの山に入ったという。

昨今、田舎でもカブトやクワガタは数が少なくなっている。

手っ取り早く捕まえるため、太い椚の木肌を傷付けておいた。

傷口からこぼれた樹液が、目当ての獲物を呼びよせる訳だ。


三本ほど引っかき、明日の朝が楽しみだと思いつつ、最初の椚まで戻ってくる。

ツンと鉄の匂いがした。何の匂いだろうと幹を見やると、彼が付けた傷から黒っぽい汁がこぼれている。

すっと指で拭ってみた。鮮やかな朱がヌルリと指先から滴る。生温かい。

樹液などではない。まるで血液のように思えた。


踵を返して逃げ出した。

翌朝、子供にせがまれて、仕方なく件の場所に連れて行く。

付けたはずの傷は跡形も見えず、液体が吹きこぼれた様子もなかった。

近場の木でカブトムシを何とか捕まえ、親の面目を保ったそうだ。


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