引用元: https://love6.5ch.net/test/read.cgi/out/1221064689/
105: 底名無し沼さん 2009/08/01(土) 21:09:14
わたしは普通のおばさんを見た、と思ってるけど、友人にいわせるとそれは幽霊だというのはある。
(一の倉沢への舗装道での話、おばさんは茶っぽい着物を着てた)
(一の倉沢への舗装道での話、おばさんは茶っぽい着物を着てた)
106: 底名無し沼さん 2009/08/01(土) 21:27:48
俺も谷川岳で妙なことがあった。
俺が他の登山者と話していたら、
後で「さっき、なに独り言いってたんだ?」と言われたことがある
俺が他の登山者と話していたら、
後で「さっき、なに独り言いってたんだ?」と言われたことがある
107: 底名無し沼さん 2009/08/01(土) 23:25:21
見ていた(話していた)のは現実なのだから、
人それぞれ違う現実と向き合っているというわけか・・・
まさしく不思議な話だなぁ。
人それぞれ違う現実と向き合っているというわけか・・・
まさしく不思議な話だなぁ。
109: 底名無し沼さん 2009/08/03(月) 07:31:16
幽霊よりも人間の方が怖いからな。今じゃ。
川縁や橋の下でテントを張って一夜を明かすことが有るけど、買い物から帰ってきた友人が橋の上から見るとあれ?今いた女の人どこに行ったのとか、あれ?子供はとか訳の分からない事言うことがあった。
俺一人だよ、さっきから、、、
橋から川底を見ると異次元空間なのかな?俺にそんな経験が無いが。
そういうこと言う友人達も霊感が強い訳じゃないのに。
川縁や橋の下でテントを張って一夜を明かすことが有るけど、買い物から帰ってきた友人が橋の上から見るとあれ?今いた女の人どこに行ったのとか、あれ?子供はとか訳の分からない事言うことがあった。
俺一人だよ、さっきから、、、
橋から川底を見ると異次元空間なのかな?俺にそんな経験が無いが。
そういうこと言う友人達も霊感が強い訳じゃないのに。
110: 底名無し沼さん 2009/08/04(火) 00:59:04
幽霊とか怪物って可哀想に思う。
不幸にして死んだ奴(そうじゃない奴もいるけど。)なのに怖がられて忌み嫌われてるんだぜ。
幽霊そのもの見たこと無いけど、怪談聞いたり見たりするたびに悲しくなる。
不幸にして死んだ奴(そうじゃない奴もいるけど。)なのに怖がられて忌み嫌われてるんだぜ。
幽霊そのもの見たこと無いけど、怪談聞いたり見たりするたびに悲しくなる。
111: 底名無し沼さん 2009/08/17(月) 19:53:53
>>110
幽霊乙!(b^ー°)
幽霊乙!(b^ー°)
112: 底名無し沼さん 2009/08/17(月) 20:20:55
登山道の途中にあった鐘を戯れに叩いたら、山頂到着~下山開始迄、妙な気分になった事はあったかな。
パートナーの事故とか、何故か思い浮かぶし…
後、廻りがモノクロみたいな感覚
結局遭難碑ってなんね、悪いことしました。
目的外使用は厳に慎みます。
パートナーの事故とか、何故か思い浮かぶし…
後、廻りがモノクロみたいな感覚
結局遭難碑ってなんね、悪いことしました。
目的外使用は厳に慎みます。
165: 底名無し沼さん 2009/12/14(月) 23:11:56
買ったばかりのストックを試すため、東京近郊の山へハイキングしに行った。
コースの途中に滝があったので、三脚を使って記念撮影をする。
タイマーをセットし、滝壷のすぐ近くまでダッシュ。
撮れたっぽいのでカメラまで引き返そうとしたら、足元に塩が散らばっていることに気がついた。
よく見ると滝壷を挟んで反対側の岸に盛り塩をしてあるのが見える。
どうやら、ダッシュした時に気付かずにこちら側の盛り塩を蹴飛ばしてしまったようだ。
だからと言って盛り直すのもなんか違うような気がしたので、とりあえずそのままにして家路につく。
深夜1時半を回り、さすがに眠くなったので寝ることにする。
ベッドに入り、あと少しで眠りに落ちるってところで玄関から「ピンポーン」って音が聞こえた。ハッ、と意識が戻る。
「今、チャイム鳴ったよな?」
「いや、こんな夜中にチャイムなんて鳴るわけがない」
「もう一度鳴ったら出よう」
「いや、出ちゃダメだろ」
頭の中でいろんな意識がぐるぐると回りだす。とりあえずもう一度鳴るか待ってみよう。
(・・・)
どうやら何も聞こえないのでそのまま眠りに落ちる。
っていう事が昨日の夜中にあった。また今夜、チャイムが鳴ったらどうしよう・・・
コースの途中に滝があったので、三脚を使って記念撮影をする。
タイマーをセットし、滝壷のすぐ近くまでダッシュ。
撮れたっぽいのでカメラまで引き返そうとしたら、足元に塩が散らばっていることに気がついた。
よく見ると滝壷を挟んで反対側の岸に盛り塩をしてあるのが見える。
どうやら、ダッシュした時に気付かずにこちら側の盛り塩を蹴飛ばしてしまったようだ。
だからと言って盛り直すのもなんか違うような気がしたので、とりあえずそのままにして家路につく。
深夜1時半を回り、さすがに眠くなったので寝ることにする。
ベッドに入り、あと少しで眠りに落ちるってところで玄関から「ピンポーン」って音が聞こえた。ハッ、と意識が戻る。
「今、チャイム鳴ったよな?」
「いや、こんな夜中にチャイムなんて鳴るわけがない」
「もう一度鳴ったら出よう」
「いや、出ちゃダメだろ」
頭の中でいろんな意識がぐるぐると回りだす。とりあえずもう一度鳴るか待ってみよう。
(・・・)
どうやら何も聞こえないのでそのまま眠りに落ちる。
っていう事が昨日の夜中にあった。また今夜、チャイムが鳴ったらどうしよう・・・
170: 底名無し沼さん 2009/12/17(木) 02:10:46
>>165
出なくて良かったよ
出なくて良かったよ
166: 底名無し沼さん 2009/12/15(火) 00:01:04
高尾山?琵琶滝で修行してる人がいるらしいが
167: 底名無し沼さん 2009/12/15(火) 14:49:08
近所の山道にも盛り塩する馬鹿が居るけど、草木に悪い影響が出るので撤去
自己満足な宗教行為はやめて欲しいわー
自己満足な宗教行為はやめて欲しいわー
168: 底名無し沼さん 2009/12/16(水) 00:01:17
↑ナメクジとかヒルが発生しているんじゃ?
169: 底名無し沼さん 2009/12/16(水) 09:32:44
んで
写真には何か写ってないのか?
写真には何か写ってないのか?
171: 底名無し沼さん 2009/12/17(木) 23:21:01
>>166
御嶽山でつ。
修行してる人が電車で2時間かけてウチまでピンポンダッシュしに来たとは思えないけどなぁ。
>>167
牛なんかは喜んで舐めるんだけどねぇ>塩
>>169
塩と滝壷と私
御嶽山でつ。
修行してる人が電車で2時間かけてウチまでピンポンダッシュしに来たとは思えないけどなぁ。
>>167
牛なんかは喜んで舐めるんだけどねぇ>塩
>>169
塩と滝壷と私
172: 底名無し沼さん 2009/12/18(金) 00:25:49
御岳山か。そういえば上の宿坊で滝修行とかTVでやってたな。
盛り塩なんてどうせ毎日盛りなおしてたりするんだから関係ないよ多分。
いや、スレ的には関連があったほうがいいのかw
盛り塩なんてどうせ毎日盛りなおしてたりするんだから関係ないよ多分。
いや、スレ的には関連があったほうがいいのかw
173: 底名無し沼さん 2010/02/12(金) 09:30:25
御嶽山をおんたけさんと読んでしまい、電車で2時間っていつリニアが開通したのかと思ってしまった
179: 底名無し沼さん 2010/04/15(木) 17:48:52
>>173
御嶽山と読んでしまい池上線の駅に降りたら新幹線が見えた
御嶽山と読んでしまい池上線の駅に降りたら新幹線が見えた
184: 底名無し沼さん 2010/04/24(土) 13:43:37
三頭山の件
こっちも友人連れの時の話。
当時の自分は(今もだが)金もなくて無人小屋や避難小屋を利用した山行をしてた。
先述の御前山同様に奥多摩は近かったからよく出掛けた山域の一つだったんだ。
麓の数馬にバスで着いたのが14:00を過ぎた頃で、当時の地図に載っていた破線状の山道をコースに選んで出発した。
何しろ、そこを使えば小屋の近くに突き上げて到着出来ると思ったから。
周遊道路脇の滝の左岸を流れに沿って歩くと、突然視界が開けて一つの炭焼き窯が目に入った。
かすかに登る煙と人がいることに気付くのは、ほぼ同時だった。
老人が一人、窯の近くに座って自分らを見てる・・・何だ!おまえらは!?と。
会釈して道を登ると、いつしか踏み後から道が無くなったてしまい途方に。
老人の元に戻り道を尋ねると「そんな道はない」との返事。
避難小屋に泊まる旨を伝えた瞬間“あそこに泊まるのはよせ、絶対やめろ!”と語気強く言われたんだ。
日没も迫り何としても小屋に行きたかったので、別のコースを選び登ることにして出発。
友人等と「何だ、今の態度は!?」なんて話し乍らね。
こっちも友人連れの時の話。
当時の自分は(今もだが)金もなくて無人小屋や避難小屋を利用した山行をしてた。
先述の御前山同様に奥多摩は近かったからよく出掛けた山域の一つだったんだ。
麓の数馬にバスで着いたのが14:00を過ぎた頃で、当時の地図に載っていた破線状の山道をコースに選んで出発した。
何しろ、そこを使えば小屋の近くに突き上げて到着出来ると思ったから。
周遊道路脇の滝の左岸を流れに沿って歩くと、突然視界が開けて一つの炭焼き窯が目に入った。
かすかに登る煙と人がいることに気付くのは、ほぼ同時だった。
老人が一人、窯の近くに座って自分らを見てる・・・何だ!おまえらは!?と。
会釈して道を登ると、いつしか踏み後から道が無くなったてしまい途方に。
老人の元に戻り道を尋ねると「そんな道はない」との返事。
避難小屋に泊まる旨を伝えた瞬間“あそこに泊まるのはよせ、絶対やめろ!”と語気強く言われたんだ。
日没も迫り何としても小屋に行きたかったので、別のコースを選び登ることにして出発。
友人等と「何だ、今の態度は!?」なんて話し乍らね。
188: 底名無し沼さん 2010/04/24(土) 18:00:44
それから数時間後に目的の小屋に着いた時にゃ、日もとっぷり暮れて夜の気配がすぐにそこまで迫ってた。
今じゃ綺麗なログハウス調の小屋だが、当時の小屋は薄暗く「出て」もおかしくない感じだった。
下記時の荷物を降ろして食事の準備に入ると、静かな室内にはゴーッと言うストーブの力強い音だけが心地よく響き渡ってた。
翌日のコース確認を済ませ、シュラフに身を入れたのはそれからあと。
風が強く吹き出したのか樹の枝でも当たるのだろう、時折コンコンと。
数時間後、フッと人の気配に気付いて目覚めたのは午前1時過ぎ。
自分達以外に誰かが小屋内の隅に居る!間違いない!
誰かが就寝中に来た様子も音も一切無かったのに・・・一体誰だ。
今じゃ綺麗なログハウス調の小屋だが、当時の小屋は薄暗く「出て」もおかしくない感じだった。
下記時の荷物を降ろして食事の準備に入ると、静かな室内にはゴーッと言うストーブの力強い音だけが心地よく響き渡ってた。
翌日のコース確認を済ませ、シュラフに身を入れたのはそれからあと。
風が強く吹き出したのか樹の枝でも当たるのだろう、時折コンコンと。
数時間後、フッと人の気配に気付いて目覚めたのは午前1時過ぎ。
自分達以外に誰かが小屋内の隅に居る!間違いない!
誰かが就寝中に来た様子も音も一切無かったのに・・・一体誰だ。
189: 底名無し沼さん 2010/04/24(土) 18:59:52
ぞぉ~っとした!!
次を聞かせてくれ、読ませてくれっ!!
下手な落ちはつけるなよぉ~~
化けて出てやるぞぉ~~
次を聞かせてくれ、読ませてくれっ!!
下手な落ちはつけるなよぉ~~
化けて出てやるぞぉ~~
190: 底名無し沼さん 2010/04/24(土) 19:28:10
んじゃ~続きを。。。
その内になんかブツブツ話すんだよ、この人影がね。
でも耳を澄ますと女の声だとすぐに分かった。
ガサッとかサササーッと音がする。狭い範囲だが人影は動き回ってる。
怖くて友人を起こすと同時に、声も人影もスーッと消えてしまった。
実は彼も異変に気付いていたらしい。少なくとも自分よりも先に。
朝になり人影の場所に行った一人が大声で叫んだ。「何だコレ!!!」
みんなが駆け寄った床には、女の髪か分からんが長い髪が束状に散らばっていたんだ。それも尋常な量じゃない、本当に多量に。
即行で小屋を出たのは言うまでもない。
数年後「あの炭焼き老人」が気掛かりで再訪したところ、窯は崩れていて周囲は荒涼とした風景に変わっていた。
帰途、麓の店などで老人の事を尋ねて廻ったが、誰もが「そんな老人は村内に居ないよ」と言う。
記憶を辿り人着を言っても「地元の者じゃないよ」とね。
更には炭焼き窯や炭焼きの事実すら知らなかった。自分は驚いたね。
狭い山村で誰も知らないなんて事が本当に有り得るのか?って。
一体あの老人は小屋泊まり、いや行くことすら必死に止めたのか・・・。
何かを知ってたんだろうな。今となっては解明出来ず残念だが。
その内になんかブツブツ話すんだよ、この人影がね。
でも耳を澄ますと女の声だとすぐに分かった。
ガサッとかサササーッと音がする。狭い範囲だが人影は動き回ってる。
怖くて友人を起こすと同時に、声も人影もスーッと消えてしまった。
実は彼も異変に気付いていたらしい。少なくとも自分よりも先に。
朝になり人影の場所に行った一人が大声で叫んだ。「何だコレ!!!」
みんなが駆け寄った床には、女の髪か分からんが長い髪が束状に散らばっていたんだ。それも尋常な量じゃない、本当に多量に。
即行で小屋を出たのは言うまでもない。
数年後「あの炭焼き老人」が気掛かりで再訪したところ、窯は崩れていて周囲は荒涼とした風景に変わっていた。
帰途、麓の店などで老人の事を尋ねて廻ったが、誰もが「そんな老人は村内に居ないよ」と言う。
記憶を辿り人着を言っても「地元の者じゃないよ」とね。
更には炭焼き窯や炭焼きの事実すら知らなかった。自分は驚いたね。
狭い山村で誰も知らないなんて事が本当に有り得るのか?って。
一体あの老人は小屋泊まり、いや行くことすら必死に止めたのか・・・。
何かを知ってたんだろうな。今となっては解明出来ず残念だが。
192: 底名無し沼さん 2010/04/24(土) 19:32:49
他にもあるから、御希望なら書きますよ ♪
193: 底名無し沼さん 2010/04/24(土) 19:44:10
うん まぁまぁの出来だな、合格点 あげる
いくらでも書いていいよ
そういうスレなんだし
いくらでも書いていいよ
そういうスレなんだし
194: 底名無し沼さん 2010/04/24(土) 19:52:29
GJ
まってるよ
まってるよ
195: 底名無し沼さん 2010/04/24(土) 20:45:01
GJ
次もたのむ
次もたのむ
196: 底名無し沼さん 2010/04/25(日) 04:29:14
川苔山の北東に「獅子口小屋跡地」があるんだが、氷川から本仁田山を経由して山頂に着いたのが夕方近くだった。
大休場尾根の急登にバテまくり、それでも目的の川苔山頂を目指したんだよ。
さてこれから鳩ノ巣に下ろうかと思ったが、日が暮れてからの山道は危険だと判断して大丹波の林道への道に決めた。
小屋跡へ下れば長いながらも林道歩きだから、少しは安全だろうとね。
行き付けの中茶屋キャンプ場で、布団付きでバンガローでも借り一夜を過ごすのも良いかななんて考えながら。
当時は時間の余裕が一杯あったもんで、山中で一泊する事も多かった。
そんなこんなで食料も充分だったし、足元に気を付けること暫しして小屋跡に辿り着いた。
ゴボゴボと流れ出る湧き水を飲んで一服してると、林の向こうから声がしてるのに気が付いた。
声の方向を疑視するとパッと一つ灯りが点いている。こんな時間に自分以外の人間が居ることに少し安堵したが、反面何か変だなとも思ったよ。
同時に自分は声と灯りの方向に声を掛けていた。返事がないのに加えフラフラ動くだけの灯り。
ヘッドランプか何かだろう、火の様に揺れずにいたから。
声は明らかに男だったが自分に呼び掛けてるのは分かったよ。
何だか急に怖くなり足早に大丹波へ急ぎ下った。
暫くするまで後方で声はしてたが、振り向くと灯りもユラユラと付かず離れずの距離で付いてくる。
バンガローに着くことだけを頭に入れて暗い林道を下った。
大休場尾根の急登にバテまくり、それでも目的の川苔山頂を目指したんだよ。
さてこれから鳩ノ巣に下ろうかと思ったが、日が暮れてからの山道は危険だと判断して大丹波の林道への道に決めた。
小屋跡へ下れば長いながらも林道歩きだから、少しは安全だろうとね。
行き付けの中茶屋キャンプ場で、布団付きでバンガローでも借り一夜を過ごすのも良いかななんて考えながら。
当時は時間の余裕が一杯あったもんで、山中で一泊する事も多かった。
そんなこんなで食料も充分だったし、足元に気を付けること暫しして小屋跡に辿り着いた。
ゴボゴボと流れ出る湧き水を飲んで一服してると、林の向こうから声がしてるのに気が付いた。
声の方向を疑視するとパッと一つ灯りが点いている。こんな時間に自分以外の人間が居ることに少し安堵したが、反面何か変だなとも思ったよ。
同時に自分は声と灯りの方向に声を掛けていた。返事がないのに加えフラフラ動くだけの灯り。
ヘッドランプか何かだろう、火の様に揺れずにいたから。
声は明らかに男だったが自分に呼び掛けてるのは分かったよ。
何だか急に怖くなり足早に大丹波へ急ぎ下った。
暫くするまで後方で声はしてたが、振り向くと灯りもユラユラと付かず離れずの距離で付いてくる。
バンガローに着くことだけを頭に入れて暗い林道を下った。
201: 底名無し沼さん 2010/04/25(日) 08:32:11
もうすっかり暗くなった林道。自分の足音から少し遅れてついてくる黄色い灯り。
『振り返っちゃダメだ、振り返っちゃダメだ』
何故かそう自分に言い聞かせつつ黙々と歩く。バテた足が悲鳴を上げる。
ペースはどんどん落ちてくる。ちらり、ちらりと振り返るたびに近づいてくる灯り。
ああ、もうダメだ、追いつかれる、そう思ったとき、低い男の声ではっきり聞こえた。
「バンガローまでがんばろー」
がくっ、となったね。
しかし何故か意地が沸いてきてがむしゃらに歩き続けていると、相変わらず後ろから声は続く。
「歩きすぎて足が棒の嶺」
「それにしてもこの男、川苔である」
「小丹波に降りたから肩が痛くて。古里だけに」
「三つドッケ、三つドッケ、登山者が通る」
「三の上に心配あーる三条の滝」
「今、白丸が赤丸急上昇」
「このあたりは昔、奥多摩の鼻つまみと呼ばれておってな、何故って鼻をつまんで発音するとたば」
思考をシャットダウンした状態で中茶屋キャンプ場に到着し、ふと後ろを見るといつのまにか灯りは消えていた。
不審がるキャンプ場のオヤジにわけを話すと「そういう時は、もっと下らないことを言い返してやるといい」だそうだ。
それ以来、川苔山には二度と行っていない。
『振り返っちゃダメだ、振り返っちゃダメだ』
何故かそう自分に言い聞かせつつ黙々と歩く。バテた足が悲鳴を上げる。
ペースはどんどん落ちてくる。ちらり、ちらりと振り返るたびに近づいてくる灯り。
ああ、もうダメだ、追いつかれる、そう思ったとき、低い男の声ではっきり聞こえた。
「バンガローまでがんばろー」
がくっ、となったね。
しかし何故か意地が沸いてきてがむしゃらに歩き続けていると、相変わらず後ろから声は続く。
「歩きすぎて足が棒の嶺」
「それにしてもこの男、川苔である」
「小丹波に降りたから肩が痛くて。古里だけに」
「三つドッケ、三つドッケ、登山者が通る」
「三の上に心配あーる三条の滝」
「今、白丸が赤丸急上昇」
「このあたりは昔、奥多摩の鼻つまみと呼ばれておってな、何故って鼻をつまんで発音するとたば」
思考をシャットダウンした状態で中茶屋キャンプ場に到着し、ふと後ろを見るといつのまにか灯りは消えていた。
不審がるキャンプ場のオヤジにわけを話すと「そういう時は、もっと下らないことを言い返してやるといい」だそうだ。
それ以来、川苔山には二度と行っていない。
206: 196 2010/04/25(日) 13:49:34
完全に日没後の林道は真っ暗で、手にしたライトが照らす足元を確認して目的のキャンプ場を目指したんだよ。
時々後ろを振り返ると、例の灯りだけがユラユラと付いて来てた。
疲労が溜まり疲れてたので目指す中茶屋キャンプ場を諦め、最初にあったキャンプ場に泊まることに。
声を掛けて漸く現れた管理人に宿泊手続きをしてバンガローに入り、食事の準備に取り掛かった頃は外は雨が降り出した様で雨音が響いていた。
ラジオを付けたが山中で電波が届かない。
簡単な食事を済ませて横になるしかやることもなく寝具に入った。
雨は降りが強くなり雨音だけしか耳に入らず・・・。
とっ、その時。ガラス窓をサーッと一条の灯りが照らす気配を感じた。
いやハッキリと見たんだよ。窓は3面にあってどれにも順番に灯りが
当たった瞬間は、一瞬内部が明るくなった。
管理人の巡回するライトかと思うが何かおかしい。このバンガローの周囲だけを歩いてるふうだ。
ライトを持って外に出たけど、雨粒だけを照らす先には人影は勿論、灯りも見えない。
時々後ろを振り返ると、例の灯りだけがユラユラと付いて来てた。
疲労が溜まり疲れてたので目指す中茶屋キャンプ場を諦め、最初にあったキャンプ場に泊まることに。
声を掛けて漸く現れた管理人に宿泊手続きをしてバンガローに入り、食事の準備に取り掛かった頃は外は雨が降り出した様で雨音が響いていた。
ラジオを付けたが山中で電波が届かない。
簡単な食事を済ませて横になるしかやることもなく寝具に入った。
雨は降りが強くなり雨音だけしか耳に入らず・・・。
とっ、その時。ガラス窓をサーッと一条の灯りが照らす気配を感じた。
いやハッキリと見たんだよ。窓は3面にあってどれにも順番に灯りが
当たった瞬間は、一瞬内部が明るくなった。
管理人の巡回するライトかと思うが何かおかしい。このバンガローの周囲だけを歩いてるふうだ。
ライトを持って外に出たけど、雨粒だけを照らす先には人影は勿論、灯りも見えない。
209: 196 2010/04/25(日) 21:35:18
どうしても気になったので傘を持ち管理人の居る所へ確認しに向かった。
部屋の灯りも消えて休んでるのか、やっと出てきた管理人は寝ぼけ眼。
今し方の事を聞いたが予想通りの返事・・・自分じゃないと。
何だか釈然としないが仕方なく戻り寝たが、まだ現象が続いた。
今度は男の声が聞こえだした。しかし何を言ってるのかは雨音に邪魔されて聞こえない。
結局明け方まで寝られずに朝を迎え、早々に駅に続く林道を足早に下った。
その後一度も同じルートを歩いては居ないがやはり気になる。
実は川苔小屋にこの後ビバークした際にも同様な事が起きてるんだが・・・。
部屋の灯りも消えて休んでるのか、やっと出てきた管理人は寝ぼけ眼。
今し方の事を聞いたが予想通りの返事・・・自分じゃないと。
何だか釈然としないが仕方なく戻り寝たが、まだ現象が続いた。
今度は男の声が聞こえだした。しかし何を言ってるのかは雨音に邪魔されて聞こえない。
結局明け方まで寝られずに朝を迎え、早々に駅に続く林道を足早に下った。
その後一度も同じルートを歩いては居ないがやはり気になる。
実は川苔小屋にこの後ビバークした際にも同様な事が起きてるんだが・・・。
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